産後は赤ちゃんの世話で忙しく、お母さんの食事がおろそかになりがちです。髪は食べた物の栄養素をもとに作られているので、食事がおろそかになると抜け毛が増える心配があります。

抜け毛を予防・改善をして健康な髪を育てるためには、食事が大切です。では、産後の抜け毛によい食べものとはどのようなものなのでしょうか。

産後抜け毛に効果がある食べ物

<大豆イソフラボン>
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあり、妊娠中はこの2つのホルモンの分泌量が多くなります。エストロゲンとプロゲステロンの働きによって、安全に妊娠・出産ができるのです。

ところが、出産をすると大量の女性ホルモンが必要なくなるので、女性ホルモンの分泌が一気に低下をします。エストロゲンには髪の成長を促す働き、プロゲステロンには抜け毛を予防する働きがあるのですが、これらのホルモン分泌が一気に低下をすることで抜け毛が増えます。

そのため、産後の抜け毛改善には、ホルモンバランスを整えることが大切になります。

女性ホルモンをサポートする成分が大豆イソフラボンです。大豆に含まれている成分で、女性ホルモンに似た働きがあります。

1日の摂取目安量は70~75mgです。納豆1パック(50g)には35mg、豆乳1本(200ml)には41mgほどの大豆イソフラボンが含まれています。

<タンパク質>
髪は18種類のアミノ酸で構成されるケラチンというタンパク質でできています。タンパク質が不足すると、髪の原料不足で抜け毛が増えます。

タンパク質が多い食品は、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などです。大豆製品はタンパク質と大豆イソフラボンが豊富なので、おすすめの食べ物です。

人間には体内で合成できないアミノ酸が9種類あり、食事から摂取する必要があります。どれか一つでも必須アミノ酸を摂取できていなかったり、摂取していても量が少ないと、少ないアミノ酸にあわせて働くので、十分にアミノ酸が働くことができません。

タンパク質が分解されたものがアミノ酸です。食べ物はそれぞれ含有しているアミノ酸のバランスが違うので、いろいろな食べ物からタンパク質を摂取しましょう。

<亜鉛>
亜鉛は髪を作る毛母細胞の細胞分裂を促進したり、髪を摩擦などの外部刺激から守るキューティクルを作るために必要な栄養素です。亜鉛が不足をするとタンパク質を合成することができないので、抜け毛が増えたり、髪の成長が阻害されます。

亜鉛が多い食べ物は、牡蠣、レバー、鶏肉、豚肉、卵、ごま、カシューナッツなどです。

女性の亜鉛摂取推奨量は1日8mgです。牡蠣なら3個程度で摂取できます。

●鉄分
鉄分は酸素を運ぶ赤血球のヘモグロビンを作るために必要な栄養素です。鉄分が不足をすると体の隅々に酸素を行きわたらせることができず、髪の成長に影響を与えます。

鉄分が多い食品は、レバー、あさり、かつお、ほうれん草、卵などです。女性の1日の摂取推奨量は10.5mgです。女性は生理で鉄分を失い鉄分不足になりやすいので、意識をして摂取をするようにしましょう。

まとめ

今回紹介したような食べ物を少し意識するだけでも、産後の抜け毛に効果があるので、時間がなくて忙しいとは思いますが、ぜひ参考にしてみてください。

1日でも早く産後抜け毛から開放されることを願っています。